これ！といってもらうために

デザイナーと話し合いをすることで

イメージを具体的にしていきます．

短い時間で、どれだけデザイナーの意向を汲み取れるか．

それが、楽しい作業でもあります．

 

色や素材、刺し方のアドバイスをしながら

どうすれば、よりイメージに近づけるか

 

リュネビル刺繍・マントゥーズ刺繍

どれをどのくらい使ったらいいか

 

コストとの兼ね合い、納期との兼ね合い

 

組み立てていくのは、なかなか楽しいけれど

やっぱり時間がかかる時も…

今回は今までにない柄を作っていきます．

 

花びらを並べる・・・

一見、生花を使っているように見えますね？
実は作り物

スタッフが指示もしていないのに

ずいぶん楽しいことをやっているのでつい写真を…

雰囲気を見るために、まずはピンで仮置き．

並べていると、なんだか刺繍というより、生物のノートみたい⁉︎


見ているだけでフワフワします． 

 花びらだけでなくビーズや貝パーツ(シェルパーツ)などなど盛り込ん…

素敵なお花のオートクチュール刺繍にしていきます．

嬉しいですよね、

こうやって自分好み、

レンミッコ好みまで理解してくれて、

「カタチ」にしてくれて…

黄色や紫のお花もキレイかも．

感無量！

彼女がレンミッコに通い始めて早７年以上

レッスンの課題以外にもいろいろな刺繍を手がけるようになりました．

モリスの生地に刺繍をして箱に仕立てたり

コサージュを量産したり

息子さんに使われないようにしなくっちゃ・・・と

クッションカバーを作ったり．

見てて、聞いてて嬉しくなるほど、いろいろ作っています．
そんな彼女が「これをやってみたい」ということで

急遽、フリーレッスンで取り入れた

Lemmikkoのサンプルの中から「Le monde」の刺繍を選択．

 

先日、仕上がりました．
 

その仕上がりを見て、スタッフ一同大喜び！

きれい！
 

やっぱり手を動かしていたから

技術がしっかり身についたんですね．

次は何を作るのかな〜 
 

毎日手にするものだから

いろんな素材をいろんな布地に
いろんなテクニックで刺繍する毎日 

そんな毎日に何よりも欠かせないのが

自分の道具

レンミッコでは、スタッフに自分のかぎ針

サイズ別で持ってもらっています．

しかも、木の種類もそれぞれ違うのです．

さくらの木のスタッフもいれば、ウォールナット…

それぞれ違う木でできたかぎ針を使っています．

太さも調整して選んでます．
 

自分だけの道具で手がける刺繍は

いろいろと愛着が生まれやすいですね．






ちなみに、柴田さんは象牙のかぎ針を持っています． 

 

またも発見！過去の刺繍作品

何年前でしょうか…

３〜４年前？
そのくらいです．

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、

このクロスステッチはかなり小さいカウントで刺してあります ．

記憶をさかのぼると、

確かやってもやっても進まなかった気が…

完成は！？

立体にしてバッグやお洋服に貼ってもいいかな？

よ〜く見ると…

エンブレ刺繍の下に文字が！

「Ｌｅｍｍｉｋｋｏ」

と、刺繍されてます．

ただもう少し太い番手の糸で刺繍をすればよかったですね．

すこし見えにくかったです！

こちらの作品もショップやレッスンの時ご覧いただけますので、

スタッフにお声掛けくださいね．





珍しいクロスステッチでした！