袖にひっそりと…

 

 

 

 

 

 

 

 

ひっそりと…
と思いましたが
インパクトありますね。

ビンテージの
シャネルジャケットの
No,5の刺繍。

30年前位に購入された
ジャケット…。

タグ下には
製造番号や寸法など
個人情報がいっぱい詰められてます。

アトリエにいらしたお客様…。
打ち合わせが進む中
話に夢中になれず
ついつい袖口に目が向いてしまう。
話を聞こう聞こうと
なんども自制しても
無理！！
この際正直に言ってしまいました。
〝商談中すみません。
ジャケットが気になり
話が入ってこないので
まずはそのジャケットを見てもいいですか…〟と。

そしたら…
快諾してくれました。

それからはご想像通り
話題がシャネルジャケットと
当時のファッションの傾向
そしてモノづくりへのこだわり…などなど
40分も中断して話し込んでしまいました。

その後は元の話へと…。

長〜く大切にされていたんでしょうね。
刺繍が壊れてませんでした。

素敵なジャケット
良いもの見れました！











レンミッコの作品も末長く…

 

 

 

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本のサンプルを引用…

 

 

 

 

 

 

 

レンミッコ から出してる
HowTo本
「クチュール仕立ての刺繍バッグ」より
No,8 の変形スパンコールのクラッチバッグ
の素材を少し変更して仕上げました。

クラッチバッグは黒でしたが
今回はカフェ色。

グラデーションになるよう
素材を揃えるのが大変でしたが
無事完成。

素材は
ベースに花形の変形スパンコール
（１種３色）
アクセントに細長いスパンコール
（２種２色）
それからラインストーンと
（２種１色）
カフェ色に合わせた雫玉ビーズ…。
（１種１色）

画像をご覧頂ければわかると思いますが、
まずはベースを刺繍。
ここでポイントです。
ただスパンコールで埋めるだけではなく
レンミッコ らしさのアクセント
を取り入れます。

それは
底辺のスパンコールに注目(２,３枚目の画像)！
１枚１枚重ねるのではなく
複数枚重ねてるところです。
一見わからないところですが
そのわからないくらいが丁度いい
かな。

レンミッコ… 
良く言えば常に新鮮な刺繍を
提案しております。

ちなみに
今回の一番大変だったところは、
色とサイズを揃えるところです！

















地味な作業(素材集め)が一番苦戦します・・・

 

 

 

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シンプルで繊細なコサージュを刺繍で表現…

 

 

 

 

 

 

 

 

レンミッコ がこれを言ったら怒られますが…
コサージュは造花で仕上げればリアルで
綺麗かなと思うのですが…。

でも
レンミッコ にきた仕事だから
あえて刺繍なんだろうな…
と思いつつ作業開始！

当然
時間もあまりない中
最高のパフォーマンスを
どうやって表現するか？

シンプルな刺繍のコサージュにしようと
まずはトワルで形出し(一番上の画像)
決まったらパターンを作り
花弁や葉の量産がスタート。

しかしまだ素材を決めておらず
糸かビーズかスパンコールか…
何を期待しているんだろう…
悩めば悩むほど頭が混乱。

答えは…「糸」

糸で
柔らかく
リアルだけど
この世にない植物で
でも
刺繍！？
と思わせる作品を心掛けて
構成から考え刺繍しました。

糸はDMC25番糸を4色使用。
形を現場で調整できるように
針金も使用。
画像のコサージュは開いて
元気よく見せてますが
全体をコンパクトにして
密なコサージュも可能。

このご時世
徹夜はできないので
日中作業…。
2.5日でギリギリ納品できました。

このギリギリ感
慣れないもんですね…。
















誘惑に負けますよ・・・

 

 

 

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青いビーズを飛ばしました

 

 

 

 

 

 

 

 

濃淡をつけて
青いビーズを刺繍しました。

刺繍のテクニックは
リュネビル刺繍とマントゥーズ刺繍。
素材は意外と多い5種類(日本製)…。
色は4色…。
散りばめた刺繍だけど
意外と素材のバランスを考慮してます。

デザインは…
当初は切り替えから下の
身頃に刺繍を施す予定でしたが
徐々に増え
結局この様な仕上げになりました。

切り替え線で
パキッと割れる感じも素敵だったんですが
これはこれで綺麗です。

ビーズの表現は
凹凸による立体感と
光による陰影。
光によって
陰影は大きく変化するので、
そこを考慮して
空間を設けて刺繍してます。









ビーズをグラデーションで散りばめるって難しいですね。

 

 

 

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