糸でシンプルに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイセンの花
これまた動きがあって可愛いです。

図案はデザイナーさんが
バランスよく描いて頂き
それを基に刺繍をしました。

最初葉がもう少しあったんだけど
シワやドレープの関係上
少なくすることに…。
色々と考えてサンプルも何度も作ってみたが
期待に応えられず…。

それでも
いろんなことに気を使って
刺繍しました。
少しの“チカラ”加減の変化で
シワになったりします。
密度が変わるだけでも
ドレープの入り方も…






最後には動きを求めます！

 

 

 

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襟の刺繍です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刺繍のアトリエでは
シンプルで繊細な素敵な襟ができました。

完成後の最終チェックで
ボディーに着せたら
なんだかいい感じだったので
写真を撮りました。
（ピンで仮止めしているだけなので
後ろ首に上がってしまってますが…）

３年前だったかな…？
１stサンプルを納めたのち
度々オーダーを頂いている
人気商品！

シンプルに
襟に刺繍を施しただけです。

施しただけ…
と言っても繊細な刺繍のため
手間とテクニックはかけられてます。

例えば…
格子柄になるように 線(糸)を計算して縫ったり、
サテンステッチが凸凹にならないようにしたり、
当たり前だけど左右非対称にならないようにしたり、
襟の外側や干渉部分に強度を持たせたり、
刺繍だけではなく
着用しても壊れない商品にするためのテクニックを
さりげなく取り入れてます。

刺繍のアトリエでは
ただ刺繍をしているだけではダメです。
デザインだけが良くてもダメ、
こだわりが強すぎてもダメです。

守らなければいけないのは
お客様のブランドイメージと納期です。





ここは刺繍のアトリエ…

 

 

 

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刺繍のアトリエでは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろんな新規案件を
黙々と作業してます。

刺繍の写真のように
あっちでは糸の刺繍を…
こっちでは刺繍の下準備を…
ここでは図案を起こを…
各自、任された案件を
効率よく進めてます。

ただ、天候には叶いません。
湿気の影響で布地の
触感や張り感に変化があり
いつもと違った刺しごごち
みたいな違和感を覚えたります。

ちょっとした変化を
手と目で感じ
変化に順応し続けてます。








手と目で触れて…

 

 

 

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リボンのビーズ刺繍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胸元にリボンの刺繍がつきました。

アパレルショップからの提案で
他との違いを明確にする為に
ビーズの刺繍を胸元に出来ないかとのご相談でした。

そのブランドは価格帯的にオートクチュールは
ちょっと違う…。

さてさてどうしよう。

平面だと迫力がないので
まずは立体に！

そして綺麗な線…とか
綺麗なビーズ…とか
そこまでパーフェクトを求めず
ちょっと崩した刺繍にしました。
綺麗に刺繍することは
いくらでも簡単に出来ます。
しかし
そうすると絶対的に硬いデザイン
可愛いデザイン（キュート）になる。

いい素材は盛って
見たことのある『モノ』は思い切って減らす…。

これをやらないと
Lemmikkoのコンセプトである
『broder ― c'est s'exprimer creer inover』
が成り立たなのです。




リボンに付いている竹ビーズは
１分竹でも２分竹でもなく特別サイズです！

 

 

 

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失敗した刺繍もここまできたら芸術作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アトリエのアイロン台に
無造作に置かれた刺繍。

おや、見覚えない刺繍…。

正直言えば
最初は刺繍とは思わず
何かの切れ端かと思ったくらい。

近づき
よく見ると…
ビーズや糸で刺繍されているでは！

その下には糸で刺繍されている
これは明らかな作品もあるではないか…。

いま気になるのは
一番上に置かれた
〝何かの〟作品。

よ〜く見て考察すると…
極小ビーズを刺繍した後
修正しようと考え
解こうと思ったら
解けず…絡まり
そして
ぐちゃぐちゃになる…
みたいなようです。

でもこの布の切れ端…
なんか素敵で
芸術作品にも思えたので
写真に納めました…。

リュネビル刺繍では間違った時など
簡単に解けるビーズ…

時折、刺している時に糸を割ったことに気づかず
そのまま進めた結果
解けないことが年に１〜２回ありますよね。

それにしても輪郭を綺麗に残しつつ
ここまで布を痛めながらも
諦めず
それなりに綺麗に取った…！
その行為、集中力…
興味あります。





人の考えはとても面白いです。

 

 

 

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