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2014/05/19 −atelier− 技ある日本

日本製の針のお話です

















レンミッコのレッスンで、配っている針ですが

全部で4種6本.

縫い針、刺繍針、シュニーユ針、とじ針

みなさん、なかなか見分けがつかず

フェルトへ戻す位置を間違えてしまう事もよくあるようです.

まずは、針の長さ、太さそして穴のサイズなど観察してみて下さい.

もう、ごちゃ混ぜになってしまったわ!!

という生徒さんは、「コチラで再チェックしてみて下さいませ.


この6本のうち、3本は日本製の針です.

しかも、フランスの某有名ブランドの職人さんも使っている

メーカーの針です.

スムーズな布通り

ひっかからない針穴

なめらかで錆びにくい…
 

そんな針をみなさん使っております.

刺繍をしていて、縫いものをしていて

針が曲がることありますよね?


針は、ある程度はしなるように作られています.

だんだんと自分の力で癖がついてしまうのも当然です.

そのため、しなりが出て来たら新しい物に交換しましょう.

針は、消耗品なんですよ.

 

イギリスのキャサリン妃のウェディングドレスに

刺繍を施した職人さん達は

30分ごとに手を洗い

3時間ごとに針を交換したというのは

有名なお話ですよね.

みなさんも、ご自分の道具箱の針を見てみましょう.

 

曲がった針や折れたはりは、空き瓶などに入れて

2月8日の針供養まで閉まっておきましょう.

ちなみにLemmikkoでは浅草寺で供養して頂いております.

 

最後の写真は、縄文時代の針です.
骨角製の針ですが、現代のものとそっくりですよね.





ひと針ひと針 大事です!!








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