今回で2回目…
すでに2ヶ月ほど前のことになりますが、
今年も広島へ遠足に行ってきました。
生徒さん…
レンミッコを手伝ってくれている仲間…
そしてスペシャルゲストとして
下田直子さんにもご一緒いただき、
レンミッコチームを含めると…
なんと総勢45名!
2年目となる今回は、
少し落ち着いた気持ちで
この時間を迎えることができました。
改めて、
ご参加くださった皆さま、
ありがとうございました。
さてさて今回の遠足の目的は、
日本を代表する針メーカーTulip(チューリップ株式会社)と
同じく日本を代表するビーズメーカTOHO(トーホー株式会社)
の見学でした。
刺繍を仕事にしている人も、
趣味として手を動かしている人も、
私たちにとって道具や素材はとても身近な存在です。
だからこそ、
その「当たり前」を一度立ち止まって
見つめ直すことは、
とても大きな意味を持つと感じています。
普段、何気なく手に取っている針やビーズ。
サイズや色、種類の違いは意識していても、
それがどのような工程を経て、
今の形になっているのかまで想像する機会は、
意外と多くありません。
実際に工場を訪れ、
ひとつひとつの工程を目にすることで、
道具や素材に対する見え方が、
はっきりと変わっていきます。
作るために必要な技術、経験、手間…
そして、それを支えている人の存在…
完成した状態だけを
見ていたときには気づかなかった背景を知ることで、
道具や素材は「消耗品」ではなく
頼もしい相棒のような存在に
なっていくのだと思います。
先にビーズ工場について。
ビーズも、私たちの目の前に並ぶときには、
すでに小さな粒として、
必要な色になっています。
でも、
その色になるまでには、
さまざまな加工や工程があります。
どんな加工が施されているのか、
どんな違いがあるのか。
そうした知識は、
刺繍のデザインを考えるときにも、
確実に生きてきます。
たとえば、
色味を揃えるだけでなく、
加工の種類を揃えることで、
作品全体の世界観がすっとまとまることがあります。
これは、
実際に見て、知って、初めて腑に落ちる
感覚かもしれません。
もちろん、
一度の見学ですべてを
理解できるわけではありません。
それでも、
素材や道具が生まれる「原点」に触れることで、
日々の手仕事に向き合う姿勢が、
少し変わる。
その変化こそが
今回の遠足で得られた
何より大きな収穫だったように思います。
当たり前のように使っている素材が
当たり前ではないこと。
そのありがたさ、1粒の尊さを感じながら
これからも刺繍と向き合っていきたいと思います。
次回は針工場…
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