目立つだけが刺繍ではありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モコモコした布
モコモコした刺繍

この布を生かすが今回のテーマ。
上品でもユーモラスのある布。
光る素材、例えばラインストーンやビーズ、スパンコール
のみで刺繍しては布の良さがなくなってし舞います。
でも素材は光るものばかりではありません。
マットな素材もありますし、
淡水パールのような上品な光り方をする素材もあります。
今回は後者の考えで刺繍しました。

ここで問題が…
ただでさえモコモコっとした素材なので
ここに素材を置くことで更に高さが出てしまう…。

あまり高さを出さず
素材の付け方、色、光沢で仕上げました。

バランスの良さは問題ないかと…。

早速サンプルを持って確認してもらうと…
問題なし！とのお言葉いただきました。









写真では分かりにくいですが綺麗です！

 

 

 

『 WORK SHOP 』2020年11月17日更新

 

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どさりなスパンコールの刺繍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンプルに！
ベースはスパンコールを刺繍しただけの
シンプルな刺繍です。

使用素材は…
２種類の違った変形スパンコール、
それから
レースの花びら、
ビーズとラインストーンが数粒、
これらだけで
普段でも使える刺繍（バッグ）の小物アイテムにしました。

そうそう
先日の黄色のスパンコール（シノワズリー）
と同じ仲間！

スパンコールのイメージは
キラキラ光るなどといった
華やかなイメージがあるかと思いますが
このスパンコールはそうではありません。

マットな感じに仕上がってるので
気軽に普段使いもできます。

がしかし
それだけでは面白味がないと思うのがレンミッコ 。
アクセントに得意の変な「ムシ」？を追加。
花びらを「ムシ」に見立て
ポイントとなるのでこれだけはキラッと光らせました。

ただただスパンコールを刺繍する…

無心になれます…








アトリエでは、新しい刺繍を作成中！

 

 

 

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東京コレクションも今日からスタート！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日からスタートした東京コレクション。

仕事のやりとりが非常に難しかった今シーズン…

リモートでの打ち合わせは限度があります。
それでも、
ブランドのイメージを損ねてはならず
レンミッコ の仕事は
刺繍で引き立たせること。
慎重に、
でも行動や結果を早く
ブランドが求む刺繍をします。

この画像も１着１著レンミッコ のアトリエで刺繍したものです。

襟周りは服の立体的なところ。
平面ではないので
様子をみながら襟に刺繍していきます…。
そして、
刺繍の図案（パターン）はありません。
もちろん全て手刺繍です。
その為全く同じモノはありません。
でも…
ほとんど変わらないモノでもあります。
アトリエでは〝差〟を付けてはなりません。
１着１着違っていたら大変です。
図案（パターン）が無くても
同じ刺繍をするのがアトリエの仕事…。

スパンコールの分量も
見た目も
糸を掛ける位置も…。

ほぼ同じでなければなりません。

パターンが無くても
それを達成することの面白さも仕事です。








全体的なシルエットがとても素敵です…

 

 

 

 

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Van Cleef & Arpels の Alhambra(アルハンブラ)をイメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

８月…
小学館の編集長の方から問い合わせがありました。

フランス・パリに本店を置くハイジュエリーメゾン
Van Cleef & Arpelsの
Alhambra(アルハンブラ)シリーズを
インスパイアされた刺繍の依頼です。

率直に面白そうな仕事…

Van Cleef & Arpelsと言えば…
ダイヤモンド商かつ宝石細工職人の家に生まれた
アルフレッド・ヴァン クリーフと
宝石商の娘のエステル・アーぺルの２人が築きあげたメゾン。

四つ葉のクローバーに着想を得たアルハンブラ コレクションは
1968年の誕生以来、メゾンを象徴するアイコンとなっています。
「幸運になりたければ、幸運を信じなさい…」
というジャック・アーペルの口ぐせを
形にしたコレクションです。

このストーリーを聞いてワクワクしました。
Lemmikkoは刺繍で人々を楽しませたいという願いもあるので
そこは共有しているところ…。

そして、今回その作品を皆様にご覧いただける冊子
ライフスタイル＆ファッションマガジン、Advanced Time

全国紙ではなく地域限定配布のため
なかなかお目にかかれませんが
見た方はラッキーですね！

さてさてその作品ですが…
まずはラフ画の提案です。
時間がなかったので最初は色の差し込みは無く
鉛筆での提案。
アルハンブラのアイコンである四葉のクローバー。


このモチーフをメインに描きました。

刺繍をしやすくするために
後で色を付け加えました。
２人の家の庭に生える四葉のクローバー。
その周りには自然豊かな動植物が共存し
幸せを運んでくれるような
そんな庭をイメージして描きました。

そのラフ画を基に…
・アルハンブラのモチーフであるクローバーは
ラフィアと丸ビーズで立体的に刺繍。
・小さなクローバーは
スパンコールで無数に表現。
四葉のクローバーを探してください！
・クローバーの花（シロツメクサ）も
スパンコールでそれっぽく仕上がりました。
・カラフルな花は
変形スパンコールを組み合わせた花に仕上げました。
この変形スパンコールは以前chitchatで書いた
変形スパンコールの使い方はこの花でした。
無造作に並べたスパンコールは
可愛らしい花にもなりますよ！
皆さんも自由に遊んでみてください。
新しい発見が見つかります…。
・そして蝶は
糸と羽根で表現しました。
リアルな蝶ではなく可愛らしい蝶に…。
でも、エレガントさは忘れずに！
・ヤモリは
面白くユーモラスに表現しました。
こんな爬虫類はいないのですが…。

どうでしたか？
楽しめたらLemmikkoとしては“幸せ”です。








今度のプチワークショップ（ショップオープン日）に特別にお見せします。
素材の使い方も是非見てください。

 

 

 

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時にはシンプルな刺繍を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上質な布に
シルク糸と金糸で可愛らしく
かつ、上品な刺繍を施しました。

今回は、控えめに…がテーマ。
むしろ刺繍は見えないくらいがいい？
なんとも難しいニュアンス。
でも、分かります。
刺繍が無いドレスはしっくりこない…
でも、ありすぎは主張してしますので違う…

言い方を変えれば
シンプルなドレス、上品な布、控えめな色…
それを引き出すのが刺繍。

レンミッコ は刺繍のアトリエ。
目立つようにビーズやスパンコールを刺繍するだけではなく
テーマに合った刺繍をするアトリエ。

控えめな刺繍はお客様にも好評でした。
お客様の期待に応えられてよかったです。








衣装にも控えめな刺繍を…

 

 

 

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