竹ビーズの強さ
以前の投稿の続きです…。
(こちらからご覧ください)
とある衣装に刺繍した画像です。
刺繍を入れることにより
甘くなるのは避けたい…。
市販のビーズワッペンを
貼ったようにだけはしたくない…。
今回のテーマは、
強くて
アートで
オートクチュールで
それから納期に間に合うような
刺繍を考えました。
総合的に考えてメイン素材は
竹ビーズ(スクエアホール)を使用。
理由はラウンドホールより
強くてエッジのある光り方をするからです。
この素材を使うことで
甘さも、チープさもなくなりました。
柄はラフ画が添付。
それをアトリエで修正し
最終デザインに仕上げたもの。
月曜日から刺繍が始めれるように
2着分のデザインと図案(指示書)
それから布地に図案を写す作業全てを
土日で仕上ることに。
月曜日…
手が12本あります。
6人が同時に作業開始です。
手がぶつからないように
誰が何をすればいいか
作業効率を考えて刺繍します。
まずはリュネビル刺繍で
出来るところから始め、
一通り終わったらマントゥーズ刺繍の作業に。
効率的に要領よく刺繍すれば
2着分でしたら1週間で仕上がります。
服のディテールは置いといて…
唐草模様の刺繍は
どこかエルザ・スキャパレリの刺繍を
思い出します。
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This is a picture of embroidery
on a certain costume.
I don't want to make the design sweet
by embroidering....
I don't want it to look like a commercially
available bead badge...
The theme of this project is
Strong and...
With art...
Haute couture...
Then we thought of embroidery
that would meet the delivery date.
We used bamboo beads (square holes) as
the main material for overall consideration.
The reason is that they have a stronger
and edgier glow than round holes.
By using this material,
there is no more sweetness
or cheapness.
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最後には愛着湧いて旅立ちます!
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