ウエディングに使う金モールのオートクチュール刺繍
金モールの刺繍はとても難しい…
素材は金属の為
例えば折れ曲がってしまえば
見た目が悪くなるし
または
触りすぎによる
素材の変色です。
(※全てではありません。)
(※今回使用している素材が当てはまるだけです。)
なんて厄介な素材…
でもこの素材は
とても雰囲気のある
かつ、自由に創作できる素材です。
こっちに曲げたいと思えば
すんなり曲がるしね…。
今回は依頼者の希望あって
あえてコーティングしていない
素材を使っております。
色味の問題で
あまり金色の強いものを避けたい…
少しアンティーク感を出したい…
など、トータルに考えて
この素材に決定!
素材の調達には1ヶ月掛かりましたが
なんとか到着!
急いで刺繍に取りかかりました。
ラインを真っ直ぐになるように注意し、
花のビーズをリュネビル刺繍で付けましたが
完璧に埋めるのでなく付け過ぎずに注意し、
葉もラフに刺繍して
軽さを出したりと…
いろいろ手を掛けてます。
でもこうする事によって
デザイン的に軽くもなり
使いやすくなったかなと思います。
厳正な教会で…
または草原で…
着てほしいですね。
ウエディングの刺繍は難しい…