レースに施すオートクチュール刺繍

 

 

 

 

  
レースに刺繍しております…

スパンコールを何枚も何枚も…
それも一枚ずつ刺繍しては糸を切ってます…
そうです、
気が遠くなる作業です。

では何故そんな面倒なことをするか。
答えは幾つかありますが、
まずは修正が簡単に行えることでしょうか。
スパンコールを連続して刺繍すれば簡単ですが
修正が入った時に連続で繋がっている
糸の始末が大変だからです。

次にレースは伸びるからそれに馴染む様にする為。
連続した糸で刺繍したらその糸で
レースが伸びにくくなり
馴染まなくなります。

最後に大柄なレースの場合は糸が見えやすいから。
機能面だけではなくデザインも重視しており
レースのところどころに裏糸が見えていたら
美しくないからです。

大きな理由はこれくらいでしょうか。

実際、修正が１回入り短時間で済み、
またスカートのドレープも綺麗に出ていて
さすが！と思ったレンミッコでした…！

リュネビル刺繍

 

 

 

 

 

 

渋谷区富ヶ谷では
毎晩、刺繍三昧の日々のレンミッコ。

今回は毛皮にビーズやらスパンコールを刺繍しております。
アトリエの１階にあるショップ「colorbucket」から
素材を選んで３階のアトリエで刺繍作業中…

余談ですが、実は１階の「colorbucket」は
アトリエの在庫置き場的な存在なのです。

保管できなくなった刺繍の素材が
１階に保管されているような感じでしょうか…

この画像の毛皮の刺繍、
これらも「colorbucket」で普通に販売しております。

さて話を戻して…
今回の画像の刺繍は
一着分の毛皮の刺繍に今回は２人掛かり。
一針一針…
丹精を込めた…
なんて綺麗事は言ってられないのが現状です。
手分けして
要領よく
いろんな素材が刺繍されていきます。

でも、これぞオートクチュール刺繍
と言わせるような物作りは常に心掛けております。

さて、これからサンプル依頼があるので
それを作らなければ…

HERMÉS
の
手しごと

 

 

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが
表参道ヒルズ　スペース・オーにて
エルメスの手仕事
という展示が１９日まで開催されています。
いろんな職人さんが作業しているところを
間近で見ることができ
質問することもできるんです。
そして、写真もOK!

それぞれの職人さんの前にはたくさんの人だかり
隙間から覗き見る職人さんの動きに
目を奪われます。

とくに、スカーフ（カレ）に色をのせる
シルクスクリーン印刷のところは
なかなか前で見ることができないくらいの人の多さ。

でも、その仕事は本当に素晴らしく。
インクをのせた後、版を持ち上げた瞬間は
とても感動します。
本当に綺麗な色が１色１色刷られていきます。

手仕事の魅力は本当に尽きません。

銀座のメゾンエルメスでも
合わせてイベントが開催されているようです。
（要予約みたいです）


もし、お近くへいらっしゃる際は
ぜひ立ち寄ってみてください。

混みようによっては、入場制限がかかるようなので
お時間には余裕をもってお出かけくださいね。

初めての試みです 

 

 

 

 

 

カレンダーをみてお気付きの方もいらっしゃるかと思います。

4/12（水）・4/21（金）・4/22（土）

am11:00~pm5:00
（※ お好きなお時間にお越しいただけます）

店内ワークショップを行います。
キクチユカリ先生をお招きしての開催です。

colorcuketに並ぶ素材を使って作る
「バングル」または「バレッタ」のワークショップ。
色は「白ベース」、「黒ベース」の２色から選べます。
当日お好きな時間にclorbucketにいらしていただければ
キクチ先生に作り方のレクチャーを受けられる
時間フリーなワークショップです。

前もって、色とアイテムをお知らせいただいてのご予約も可能です。
その場合は　colorbucket@lemmikko.com　までご連絡ください。

もちろん、当日直接いらしていただいても構いません。
場合によっては、売り切れの色・アイテムが出てしまうことも
ございますので、確実に作りたいものが選べる場合は
ご予約をお勧めいたします。

バングル：¥8.600（税込）
バレッタ：¥8.400（税込）

になります。


店内には実物サンプルが飾ってありますので
ご興味ある方はぜひ見にいらしてください。
仕上げも色々と工夫されているので
手芸感はゼロです。

行ってきました！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テキスタイルデザイナー　鈴木マサルさんが
今回は、陶器にチャレンジとのことで
代官山まで、作品たちに会いに行ってきました！
マサルワールドの動物たちは
本当に可愛く、みんな連れて帰りたくなりました！

マサルさんにもお会いでき、
作っている最中のお話を伺うこともでき
とっても楽しい時間を過ごせました。

作品についている名前にも注目です。
というか、注目しちゃうくらい、可愛いのです。

一点ものの動物たちは、大きさからも重いのかと思ったのですが、
中は空洞なので、そこまで重くないそうですよ。
本当に可愛いんですから

明日の日曜、お散歩がてら代官山まで行ってみてください！！

 

「陶の動物展 – 鈴木マサル × everyday by collex-」
speak for ギャラリー／東京都渋谷区猿楽町28-2