パールを襟、身頃、袖口に刺繍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この業界を変えたい！
でも変えられない悲しさ…。

それはあまりにも短い納期…。
２日後（丁度48時間後）が期限！

でもそんな弱音は言ってられない。
早速頭でイメージして
ビーズ等の素材配置を構成し
刺繍の手順を手際よく行くように考えて
さてスタートです。

時計を見ると胃が痛いので見ないことにして…。

まずは襟をパール2サイズとビーズ2種類で
全体に埋めるように刺繍。
ただ刺繍すればいいのではなく
ラインのバランスが重要。
少しづつ角度を変化しなければ
スッキリしない襟の刺繍ができてしまいます。
そこはこだわる所で
微妙な角度の変化をつけてます。
依頼者の方はそこまで考えてないかと思うが、
それはこちらの方で当然すること。
でも正直難しかった…。

続いて袖口、身頃。
袖口は一直線で素材を配置しましたが
素材が不足気味…。
悩んだ結果在庫から補充することに。

続いて身頃のパール（画像がなくてすみません）。
肩に相当数のパールやビーズを刺繍して
そこから馴染むようにまた拡張し
結果、胸下まで埋めることに…。

ここまで刺繍したら
徹夜状態！
でも、きちんと帰宅できました。

いろいろ刺繍した結果
メインのパール素材は4800粒以上
ビーズ、その他副資材は…数えられませんでした。

大変な２日間…。

頑張った成果、大変喜ばれた様です。
画像が送られてきましたが
伝わりました…。

これがあるから辞められない。

 

 

刺繍はスピードも要

 

 

原毛をどう使うか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刺繍はのデザインは無限…
だからこそ難しく
そして楽しいです…。
針をさした位置でデザインが
ガラッと変わる瞬間があります。
その時は無意識な時…。
それが吉とでるか凶とでるか…
または
それに一切気づかないか…。
気づかない時が一番怖いです。

今回もそんなデザインの刺繍。

ウールの素材を刺す位置を
誤ればデザインがガラッと変わります…。
規則的に
でも
自然な感じにする事の難しさ…。
この刺繍はまだ完成ではないので
結果はその後にわかる事…。

失敗するかしないかは
行動を起こさないと分らないので
とりあえず行動してみました…。

 

 

この後に、ビーズなどで装飾しようかな…

 

 

自由に創造できるオートクチュール刺繍　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの様に
急に配信するchitchat…
いつもの様に
進行中の仕事をあまり公表しない…
いつもの様に
仕事の詳細を公表しない…
それはその向こうにお客様がいるから
このスタイルを維持しております。
もう少し内容を知りたい方もいるかと思いますが
ご了承ください。

今回は刺繍の仕事というより
レンミッコの説明にあたるので
ちょっとchitchatを書かせて頂きます…。

ご縁あって
こんな所でレンミッコについて
書いていただきました。

手仕事とデジタル
オートクチュール刺繍とアプリ…

なかなか結びつかないかも
しれませんが…

時代に合わせた
仕事の仕方があって
良いのですよね。
きっと。

レンミッコもうまく
使わせて頂いています。

iphoneをお持ちの方
または
ipadをお持ちの方は
ぜひ読んでみてください。

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表示することができます。

 

 

 

 

 

 

いろいろ便利に楽しく仕事したいものです。

 

ひたすらきれいに…　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この刺繍はリュネビル技法のみで仕上げました。
直線を淡々と刺していきます。
ガタガタさせず
下書き通りに滑らかに

表に返してみると
ビーズが入っていなかった…
ビーズが二粒入っていた…
ということが無いように
左手に神経を集中させて
シンプルなテクニックは
ごまかしのきかず、難しく…。

ビーズの列と列の間隔も均等に。
角も綺麗に出します。
いろいろな条件が揃って
初めてピシッと決まる
シンプルな刺繍。

刺繍し終わると
なんだかスッキリします。

こういう刺繍
もっともっと刺していたい。
そんな気分になってきます。
こういう刺繍
大好きです。

 

 

これまた、どんなドレスになるか楽しみな仕事です。

 

自由に創造できるオートクチュール刺繍　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアートな刺繍…。

ちょっとサンプル作って
と、お願いされ
ともかく作ってみました。

特にコンセプトをリサーチしてないけど
こんか感じかな…
あんな感じかな…
と、ただただ手を動かすことに！

で、分っていることは
シンプルだろうな…
とそんな感じ。
でもついつい脱線してしまいました。

まずは土台に金糸でチェーンステッチを
リュネビル刺繍で施し
その上に飾りパーツ（真鍮製）を縫い付けて
鉄っぽさを演出。
そのあとは最終仕上げをして完成…。

あっ、中心は革で仕上げており
合計5種類の素材を使いました！


一般的な刺繍ですが
使った感を出したかったので
刺繍の歪みは演出…。


なんでもありのオートクチュール刺繍…
自由に刺してほしいです…。

 

 

この刺繍はアート刺繍なのかな…？