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2014 5月 のカテゴリー

楽しむ生徒さんたち








またまた、嬉しくなりました!!


最近、生徒さんが
ご自分の作品を手掛ける事を

楽しんでいると感じます.


こんなのやってみたいのよね…

もちろん、良く耳にする台詞.


こうやってみたら、ああやってみたら

と軽くヒントをお話するレンミッコの刺繍のお教室.

そうお話した後日…

こんなのやってみた、こんなのやってるの

と、刺繍を見せて下さる機会が

グッと増えたのを感じる、今日この頃.


こうやって、「チットチャット」でお知らせしている

回数も増えていると感じませんか?


今回は、レベル5のノスタルジックをブラウンゴールドでアレンジして

ご自分のお帽子に付けて持って来て下さいました.

また、以前にもご紹介した事あると思いますが

鹿とアネモネのポーチ.

レッスンの道具ポーチにして下さっています.


入門コース、レベル1を終了していれば

この鹿は表現できるはずですよ.


今、入門コースをやっていて

自分の作品何てまだまだ!!

と思っている方、そんなこと無いんですよ.

糸とかぎ針で、いろんなことができるんですから.

たとえば…

生徒さんはレンミッコのレッスンで刺繍している絵型を

自由に使って頂いて結構です.


楽しんで頂ければレッスンをしたかいがありますもの…






明日・明後日はカラーバケットでOPEN日です.

クチュール仕立ての刺繍バッグ」で使った

マナトレーディングさんの布の端布が店頭のみでご購入頂けます.

普段は、なかなか手を出しにくい価格の布地が

お求めやすいお値段で登場します.

この機会にぜひ、手に取ってみて下さい.










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日本製の針のお話です

















レンミッコのレッスンで、配っている針ですが

全部で4種6本.

縫い針、刺繍針、シュニーユ針、とじ針

みなさん、なかなか見分けがつかず

フェルトへ戻す位置を間違えてしまう事もよくあるようです.

まずは、針の長さ、太さそして穴のサイズなど観察してみて下さい.

もう、ごちゃ混ぜになってしまったわ!!

という生徒さんは、「コチラで再チェックしてみて下さいませ.


この6本のうち、3本は日本製の針です.

しかも、フランスの某有名ブランドの職人さんも使っている

メーカーの針です.

スムーズな布通り

ひっかからない針穴

なめらかで錆びにくい…
 

そんな針をみなさん使っております.

刺繍をしていて、縫いものをしていて

針が曲がることありますよね?


針は、ある程度はしなるように作られています.

だんだんと自分の力で癖がついてしまうのも当然です.

そのため、しなりが出て来たら新しい物に交換しましょう.

針は、消耗品なんですよ.

 

イギリスのキャサリン妃のウェディングドレスに

刺繍を施した職人さん達は

30分ごとに手を洗い

3時間ごとに針を交換したというのは

有名なお話ですよね.

みなさんも、ご自分の道具箱の針を見てみましょう.

 

曲がった針や折れたはりは、空き瓶などに入れて

2月8日の針供養まで閉まっておきましょう.

ちなみにLemmikkoでは浅草寺で供養して頂いております.

 

最後の写真は、縄文時代の針です.
骨角製の針ですが、現代のものとそっくりですよね.





ひと針ひと針 大事です!!








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技術が素材が手になじむ時










ドタバタした春を過ごし

少しだけ気持ちが5月の陽気のように、軽くなったかな.

こんな時は、少しの時間を見つけては

刺繍のサンプル作りを手掛けます.

さて今回の刺繍のデザインは…?

マーガレット!
 

いつも通り数分で描かれたラフスケッチを見ながら

テクニックや素材で具現化していきます. 

リュネビル刺繍・マントゥーズ刺繍…

ビーズ・スパンコール・糸・リボン…

こだわらずに、表現したいイメージに合わせて技術と素材を選びます.


ただ、デザイン・素材を気にかけるのはもちろんですが

オーダーが入った場合のコストも

考えながら作っていく事が大事です.


レンミッコの作品ではなく

レンミッコのサンプル

ということを忘れてはいけないんです.

刺繍しているときも

手の動きに意識を向けないと

ゆったりと刺繍をしてしまいます.

仕事でしている以上

きれいなのは当たり前.

ハイクオリティにプラス速さを求めなくてはいけません.

そのためには、日々の意識がとっても大事.


レンミッコの2人が

レンミッコを始めようとする瞬間から約3年間は

本当に365日×3年間刺繍漬け.


毎日毎日、遅い手を動かしました.

技術に慣れて

技術を研究して

素材に慣れて

素材を研究して


そんな日があったから、前より少し

「手に職を…」

に近づいた気がします.




ひと針ひと針は、確実に1歩1歩になっています.








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気が引き締まります
















白いオーガンジーにビーズ、スパンコールをチクチクと 

リュネビル刺繍で…

分量のグラデーションを優しく出していきます.


同じ色味で違う素材、違う形、それだけで見え方が違って
輝き方が違って、

本当に面白いなぁ〜と感じながらチクチクする時間. 


ベースをリュネビル刺繍で仕上げた後は、

より 立体感、ボリューム感を出す為に

マントゥーズ法でパールやドロップビーズを足していきます.


バランスを見ながら機械のように手を動かします.

チャッチャカ… チャッチャカ… 

ここかな? そこかな?

もっとかな? もういらないかな?

刺繍と会話をするように…


いろいろな刺繍に携わっていますが、

ウェディングドレスに使われる刺繍を施す場合は

いつもの緊張に…


幸せをお手伝いできる喜びが

プラスされます. 


刺繍の現場から、ワンポイントです…が

白地に刺繍をする時は

爪の間も丁寧に洗ってから臨みます. 




小川の為に、レンミッコが刺繍を手掛ける日は来るのでしょうか…








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今回は…パイナップル!











ショップの日に

「自分で作りました!!」

と生徒さんが持って来てくれました。

白いパイナップルの刺繍!

かわいい!!

ほしい!!


カゴに付けてもかわいいし、

Tシャツやニットにも似合いそう!!

これからの季節、活躍しそうなモチーフです. 


彼女は、レベル 5 まで終了しています.

そのため、モチーフ仕上げはもう習得済み.

ただ、ヘタの部分が細かくて、うまく折り込めない…

ということで、仕上げのアドバイスを受けにいらっしゃいました. 


確かに、むずかしそうな仕様になってますね.


こういうときは、こんな風に…

裏はこれよりこっちの方がいいのでは?

と、ショップのフリースペースを使いながら

一緒に仕上げてみましたよ. 

完成して、ワイワイ楽しんでいると…

「先生、このパイナップルを作っていて宿題やってないんです」

と様子をうかがうように聞いてきました.


もちろん、手を動かさず「宿題やってない」というのは

「もう少し、手動かしてみようか」となりますが…

レンミッコでは、宿題は絶対!!ではありません.

それよりもレッスンで習得した技術を

自分がやってみたい刺繍 作ってみたいアイテムに

どうやって落とし込めるか

いろいろ手を動かしてみてほしいんです.


自分発信で手を動かしてみる事で

自分が理解しているところ、理解していないところ

足りないところ、もっと詳しく知りたいところ

上達したいところ、やってみたいことが明確になってきます.

ですので

作ってみたい物がやってみたい刺繍が

急に頭に浮かんだときは

レッスンとは別の木枠に刺繍してみて下さい.


まずは、挑戦してみるのが大事.

自分が表現したい事に

技術が足りない場合は

レッスンをもう少し頑張って続けてみて下さい.

おっ、できそう!!となった場合は

自習を続けてみて下さい.


習った技術が、きちんと自分の物になる瞬間ですから!! 






最近、自習する生徒さんが増えていて、とっても嬉しい!!








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